【社福簿記上級】問1の考え方【時短勉強法】
まずは問1について考えていきましょう。
問1は例年社会福祉法人の会計基準等についての○×で、配点は20点です。
私としては「ここで20点近く取れるかが合格の鍵だと思います!!」
・・・と言うのも、今回初めて受験しましたが、取りこぼす取りこぼす(笑)
社会福祉法人の関与先を持ち、ある程度理解していたつもりでしたが、実際に文章で書かれると「??」と思う部分が多々ありました。
また、ここに時間を使ってしまうと、後半時間が足りなくなります。
例えば
「会計年度の末日における時価がその時の取得原価より著しく低い資産とは、帳簿価額が時価から概ね 50%以下に下落している場合をいうものとされている。 」
なんか○の様な気がする文章ですが×です。
「時価が帳簿価額から概ね50以下に・・・」が正解です。
しかも減損会計出題されているし!?
また、
「国庫補助金等特別積立金の積立てについて、設備資金借入金の返済時期に合わせて執行される補助金等のうち、施設整備時又は設備整備時においてその受領金額が確実に見込まれており、実質的に施設整備事業又は設備整備事業に対する補助金等に相当するものとして国庫補助金等とされたものは、実際に当該施設整備等が実施されたときに当該金額を国庫補助金等特別積立金に積み立てるものとされている。 」
・・・文章が長くてなんだかうんざりしますね。
正解は「×」であり、
「実際に当該施設整備等が実施されたときに」→「実際に償還補助があったときに・・・」が正しいです。
こんな感じで多分テキストをじっくり見ていても、問題で出されると「??」と思う問題が多い印象です。
私も今回は自己採点ではここは半分くらいしか取れていないと思います。
そこで、
【次回に向けての対策ポイント~出題傾向を把握して、最低ラインを10点まであげよう!~】
というものです。
今回は広く浅くやったため、微妙な言い回しにやられました。
やってみた印象テキストをいくら読み込んでも、微妙な言い回しや表現をされると混乱します。
そこで、出題傾向を把握することから始め、出題される可能性が高いところを重点的に勉強し、確実に取れる部分を増やそうと思います。
↓は私がまとめた過去六回の出題傾向です。(テキストは上級簿記会計五訂版です)
同じ大項目のものは同じ色にしています。
これを見ると最近は会計原則、棚卸し、減価償却、基本金関係が出題されるようです。
また、徴収不能、引当金関連は毎回出題されています。
最低限ここは押さえることで、まず10点分(5問)は確保していきたいところと思います。
なんとなく三年周期で出題傾向も変わっている感じもしますが・・・
今回はできていませんでしたが、私は試験勉強するときは「出題側が何をさせたいのか??」を考えます。
この試験は何のためにあり、何ができれば合格にしたいのか。そこを考えることで、出題傾向を予測していき、限られた時間で合格を目指していきます。
次回以降は、覚え方についても記事にしていきたいと思います。
12/18練習問題作成しましたのでもし良ければやってみてください。
10~15回まで・・・【全部まとめて】問題を開始する←勉強におすすめです。
コメント
コメントを投稿