【社福簿記上級】13引当金の会計処理【★★★★★】作成中

引当金についてです。ここもほぼ確実に問題が出題される部分ですのでしっかり覚えましょう!!
まずは図にした者が↓になります。



将来発生する費用を発生した年に経費計上すると、その年だけ経費がドーンと発生してしまい、その年だけ大きく赤字に・・・ということになってしまうこともあります。

そのために引当金(前もって経費計上しておく)を計上することで経費をならした形になります。

↑は年割りですが、月割りでも考え方は同様です。
例えば賞与では、賞与支給が6月の場合それは6月に働いた分の給与ではなく、前回の賞与から6月までに働いた分になりますよね?
その場合は社会福祉法人は3月決算になりますので、前回賞与から3月までの分を引当金として計上する形になります。


1/28追記

引当金の目的は・・・

①正確な期間損益計算を行うこと
②法人が所有している資産の正しい価額を計算すること並びに法人の負うべき負債を計上するといった貸借対照表目的
③発生の可能性の高い偶発損失に関して、保守主義の指向に基づいて、将来の危険に備えるため等

引当金の種類は・・・

①賞与引当金・・・翌期に賞与を払う際に当期分に該当する部分を引当金計上する
②退職給付引当金・・・将来支給する退職金のうち当該事業年度に負担する部分を引当金計上する
③徴収不能引当金・・・金銭債権(売掛金など)のうち、徴収不能のおそれがあるものは、徴収不能見込額を引当金計上する

という感じです。



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